3.11　本宮宏美の想い

今年は３月11日が無事に過ぎました。少しほっといたしました。
あれから丸一年。

被災された皆様へ、私ができること。今までもそしてこれからも考えていきます。

昨年は本当に日本中が絶望の真っ只中でした。

『絶望』
その気持ちを少しでも理解したくて、
私が19歳の時に絶望に襲われた日のことを思い出しました。

絶望に直面した時、人は言葉も失い、涙も失い、感情も失い、食べること、飲むこと、眠ること、人として生きる気力を完全に失うのだと知りました。

明日が見えない。とにかくつらい。心が痛む。もう自ら命を絶ってしまいたい。

そう考える日々。一日がとにかく長くて長くて苦しかった。

そんな時に私を救ってくれたのは、
上辺だけの励ましの言葉ではなく、
とにかく毎日毎日そばにいてくれた友達と…

笛人本宮宏美 
2012-03-12 03:30:30