庭のこと(本館ブログ11月号)

正門前のニシキギ、古民家が囲む八重桜の並木、三楽亭奥のモミジ、藤棚脇の大イチョウ、大玄関前のドウダンツツジ、銅門(あかもん)とそこから続く塀沿いのモミジと、10月中旬から11月下旬にかけて次々と染め上がっていく秋の伊藤邸。そこに生活する人とそこを訪れる人が楽しめるよう、いつも邸内のどこかに盛りの花木がある―伊藤邸に関わらず公開されている邸宅庭園の楽しさの一つだと思います。

 

さて、話は伊藤邸に戻り、皆さんに最もよく知られている大広間から眺めるあの池泉回遊式庭園は邸内の他の庭とは一線を画すと言わざるを得ません。楽しむというより…

 

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