越後の月は良寛さん。フリーペーパー「ふうど」を読んで (後編)
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…新潟育ちながら良寛さんについてあまり知らなかった私。フリーペーパー『ふうど』を読んでさまざまな発見がありました。
良寛さんの”盗人に とり残されし 窓の月”の句ですが、この号でインタビューを受けた新潟良寛会の柳本雄司さんのお話によると
「五合庵に泥棒が忍び込んできた時、何も盗る物がないことを気の毒がり、わざわざ寝返りを打ち、ふとんを盗りやすいようにした。あとに残ったものは窓から見える月だけ、という意味です」
そうなんです。単に物悲しくも美しい句だけではありません。
その句の背景には…
にいがたレポ
2014/02/02