詳しくなくても楽しめる!「能の島 佐渡」で薪能(たきぎのう)を鑑賞

『佐渡』は、「能」が盛んな島としても有名です。

佐渡はその昔(室町時代頃まで)流刑の島とされてきました。しかし、佐渡に流されたのは順徳上皇をはじめとした皇族や貴族、僧侶や文化人などの政治犯でした。その中には、「能」の大成者として知られている世阿弥も含まれています。

しかし、佐渡で「能」を広めたのは世阿弥ではなかったようなのです。

佐渡で「能」が広まったのは江戸時代に入ってからになります。

佐渡金山が発見されると、徳川幕府は佐渡を直轄地とし、大久保長安を初代の佐渡奉行に任じました。この大久保長安の祖父が能役者だったことから、広く佐渡の領民に「能」を奨励したと言われています。

その結果、佐渡では…

全文を読む...

 

にいがたレポ
2014/04/17

にいがたレポ/最近の人気記事

にいがたレポ/最近の記事