伝統の桐でくつろぎの空間を。加茂にある「桐子モダン」に行ってきた
- 詳細
- にいがたレポ
突然ですが皆さん、「加茂」と聞くと何が思い浮かびますか?
小さい頃に行ったリス園?登るまでが大変なスライダー?正直、何も思い浮かばない …そんな声も聞こえてきそうですね。
実は、加茂には名産品があるんです。
それが、桐タンス。市民にとっては、小学校のときから授業で出てくる程、馴染み深い名前です。
加茂は全国生産量70%を誇る日本一の桐タンスの産地です。その歴史は220年以上前とも言われています。総面積の7割が山間地帯であることから、天然桐が豊富に存在していました。
1781~89年の天明年間に大工が仕事の傍らで作り始め、1820年頃には新潟や東北方面に移出されたと言われています。湿気を通しにくい桐は、高湿多湿の日本の気候に適することから大切な着物を守るため、嫁入り道具として使用されてきました。
しかし、西洋化が進み、着物を着る人が減少。そうすると、桐タンスの需要も減ってしまいました…
そこで立ち上がったのが…
にいがたレポ
2014/05/13