ハイカラ図鑑ー 「縞の詩」+☆~の「ぼんさい屋ときの詩」・・そして雨上がり・・

秋から冬、寒い時期なると恋しくなるやきものに「むぎわら手」の片口があります。

器に描かれた縦の縞がむぎわらに見えて、「むぎわら手」と呼ばれています。

江戸後期の瀬戸の陶器です。
赤楽という独特の柔らかい肌に、オレンジや茶褐色の鉄釉の縦縞のストライプがピリッと利いてます。
しかも、「ほっこり」とした遠赤外線のような?温かいイメージもやさしく伝わってきます。
縞と呼ばれるストライプのデザインは、布の意匠として古く、大陸から伝わり、国内で独自の発展と流行を見ました。

そんな経緯から、やきものにも流用されたものでしょう。
中国・明末清初(17世紀)に、日本にもたらされた「古染付」と呼ばれる一群の中国のやきもの(磁器)にも、この…

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にいがた文明開化ハイカラ館
2014.04.05 (22:45)

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