新潟の画家 信田俊郎 / シダアートスタジオ代表
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「 容積の絵画 」 信田俊郎 / シダアートスタジオ代表
３０年余り抽象絵画を考えてきた。キャンバスという矩形の構造である垂直性と水平性を、絵画の内部に取り込んでいくという方法で制作を続けてずいぶん経った。私の考えでは、このことによって絵の内部が常に絵の外とつながっている、言い換えれば、一枚の絵が同時に断片でもあるような、自己完結しない絵画ができたと思う。
絵画は、色彩による２次元の表現であり、それは面積の話のように思えるが…
