不定愁訴という強敵

…病気を作り出している複雑系を理解するのは、かなりハードな作業である。

数理モデル化される単純系が複数、相互関係を持って並行に機能しているのが生体だから、自分が理解できるモデリングをたくさん持つことと、その相互作用をネットワーク理論的に考慮して、複雑系の因子をなす単純系の上流に共通の異常を見出すことが重要なのだ。

…こういった作業を日々やっている。

不定愁訴は簡単じゃない。複雑系理論やゲーム理論、ネットワーク理論…何でも使って確率論的に高い原因に近づく。そんな手法を取っているわけだ。

 

僕が日常診療としてやっていることを客観的に考えるとこんな感じ。こう書くと、医者のイメージとは程遠い…

 

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