これは静脈瘤というより心不全!
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- 作成日:2017年03月18日
僕らのクリニックでは、初診静脈瘤で拡張機能障害の慢性心不全として管理されている方が多い。浮腫みやだるさを主訴に来院されたが、薬を飲んだら症状が取れたので、手術はしたくないという方々である。
加齢に伴って足はむくんでくる。それを昔は老人性の浮腫と呼んでいたわけだが、拡張機能障害、筋肉の減少、静脈とリンパ管の変化の合わさった病態と考えられる。さらに静脈の弁不全、つまり静脈瘤が合わさってうっ滞症状がひどくなるわけだ。
心不全の治療と栄養療法を組み合わせると、当然のことのように症状が…
全文を読む…|院長のアンチエイジングな生活?