運動好きな人は実に多いが、みんながみんな運動によって健康になれるかというと、実はそうでもない。
心房細動の発症率を研究した論文などを見ると、6METs程度の運動をしてきた人が一番発生率は低く、それ以下でも、それ以上でも発症率が上がるのである。
6METsというのは、ジョギングくらいの運動強度を表している。
あるいは、弁置換術という心臓の弁をとっかえた人でも、弁のサイズが小さめの人が毎日頑張って運動していると頻拍をはじめとした心不全の症状を呈してくることをよく経験する。
要は…
全文を読む…|院長のアンチエイジングな生活?