北前船のおくりものー⑲ 水戸教(水先案内人) / 江戸時代、新潟湊は…

江戸時代、新潟湊は海から入ってくる他国の船や信濃川、阿賀野川を下る舟などが集まり賑わっていた。川から入る舟を「川通りから入る」、海から入るものを「沖の口から入る」といった。船は年貢米を運ぶ回米船と商人たちが運ぶ回船があり、江戸中期以降は買い積回船と呼ばれる、船頭が各地の荷を売買するようになっていった。

 

湊には回船の船頭の宿となり、荷の売買の仲介をする回船問屋をはじめ、近在の米を売る農民の世話をする在宿、回船の積み荷や町蔵の荷を出し入れする小揚、それらを運ぶ艀船道など、湊にかかわる様々な人々によって新潟湊が成り立っていた。また商品が売買され無事出人港するまで多くの仕事が分担された。

 

出船、入船でにぎわった新潟湊であったが、元々…

 

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