曽我農園で働く

今年、当農園は初めて家族や親戚以外から正社員を雇用しました。
２０代の女性で農業経験一切なし。

当社で払える給与額は社会保険料等さっ引けば決して潤沢とは言えませんが、
そんな中よく頑張ったと思います。

会社を立ち上げてもうすぐ１年になります。
とは言ってもぶっちゃけ家族経営の延長みたいな勢いなわけで。
だから事務所という事務所はいまだ存在せず、
初めて彼女を面接したのは自宅の仏間でした。

「青雲それは君が見た光…」

そんなお線香の香り高い玄人好みの熱い部屋。
天井を見上げれば連凧のように下界を見下ろすご先祖さまの写真。
緊張の面持ちで面接にやってきた彼女も、ちょっとした里帰りの表情になってましたよね。

私は正社員募集の告知をブログとＳＮＳでしか行いませんでした。
しかし予想を裏切り結構資料等の問い合わせを多くの方から頂きました。
そんな状況に困惑したのは当の私本人。
正直、面接において人のどんなところを見ればよいかわからなかったのです
（実は今でもよくわかりません）。

私が彼女を正社員に決めた理由は…

ファーマーズ・ハイ！
１２／２９（06:00）